2015年1月17日
「竹とランドスケープ」特別講義のお知らせ
カテゴリー: E-ds京都, イベント情報
以下の通り、京都造形芸術大学ランドスケープデザインコース主催、宮津・竹の学校共催による特別講義を開催いたしますので、ぜひ参加してください。事前申し込み不要、受講料無料です。
「竹とランドスケープ」
- 日時
- 1月17日(土)18:30 ~ 20:00
- 会場
- 京都造形芸術大学瓜生山キャンパス 人間館 NA402教室
- 講師
- 柴田昌三(京都大学大学院地球環境学堂地球親和技術学廊教授/京都大学 大学院農学研究科森林科学専攻教授(両任)/宮津・竹の学校実行委員会・委員長)
- 進行
- 曽和治好(京都造形芸術大学教授/宮津・竹の学校実行委員会・副委員長)
- 概要
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竹を厄介者と考え、いかに退治しようかと考える専門家もいまだに多い。 しかし、近年、自然エネルギーやエコロジカルな指向性が社会に拡がるにつれて、竹退治の風潮から脱却し、竹を資源とらえなおして新たな利用を模索する動きが全国各地で始まっている。 竹の用途は工芸などにはじまり多岐にわたり、さらに家 具・建築材など生活一般に活用できる。さらに竹林は里山のランドスケープの重要な要素でもある。
今回の講義においては、ランドスケープの分野から竹の研究をリードしてこら れた柴田昌三先生をお招きし、宮津・竹の学校など、我が国で始まった竹林再生の動きをはじめとし、世界各地の竹に関する調査 研究やプロジェクトの紹介を通して、竹の可能性とランドスケープ創造について講義いただきます。
■ 講師プロフィール
1959年京都市生まれ。京都大学農学研究科の博士後期課程修了後、1995年には文部省在外研究員(若手)としてイギリスのワイカレッジとキュー植物園 に滞在。 京都大学農学部の講師、助教授、教授、フィールド科学教育研究センター長を経て、2012年に京都大学大学院地球環境学堂教授に就任。 専門は里山資源保全学、竹類生態学、緑化工学。世界竹組織常任理事、日本造園学会常務理事、日本緑化工学会会長、国際景観生態工学連合事務局長等も務め る。 タケの生態や管理方法、里山資源の再利用、緑化植物に関する研究を行っている。 「タケ・ササ類の造園的利用に関する研究」など多数の論文を発表し、「竹・笹のある庭」な ど多数の著書を執筆している。
- 主催
- 京都造形芸術大学ランドスケープデザインコース
- 共催
- 宮津・竹の学校
- 問合せ先
- 京都造形芸術大学ランドスケープデザインコース・曽和まで