2014年12月24日、京都市内のホテル アンテルームKYOTOで「竹のデザインチャレンジ２０１４」が開催されました。この催しは、デザイナーの石川新一さんが呼びかけで竹材関係、デザイン、造園、環境分野に携わる社会人・研究者・学生など約40名が参加しました。

プログラム前半は、京都大学デザイン学ユニットの川上浩司教授より、不便さがもたらす効用「不便益」についての講演。不便なものやことがもたらす楽しさや幸せについてのお話にみな熱心に耳を傾けました。

プログラム後半では、NPO法人Design with Allの小林大祐さんがファシリテーターとなって６つのグループでアイデアを検討。丹後在住の参加者をリードユーザーとして、多様な立場の人たちがヒアリングしながら意見を出し合いました。最後に各グループが各々のアイデアについて簡単なサンプル作成し、竹にまつわるサービスや商品などさまざまな提案を発表しました。